環境科学専攻の院生が「Luchta Challenge 2020」(主催:LUCHTA事務局/建築資料研究社)において「グランプリ」を受賞しました。
井上 あい(環境科学専攻 博士前期課程 建築意匠学研究室 2回生)
「ご自由にお使いください。」
現代の都市や地域の生活環境において「街を強くする一滴のデザイン」を提案してほしいという与条件に対して、日常における小さな優しさを可視化するアイデアを構想したものです。人から人に向けた優しさや、間接的な人との結びつきに着目し、たとえばイスや軒先など、その地域に住む人が、自分の私物や住空間の一部を街に提供し、可視化したステッカーの位置情報をアプリと連動させることによって、優しさのネットワークを広げていくことを意図したものです。