UPDATE 2021-03-24
環境科学専攻の院生が「第12回エイブル空間デザインコンペティション」(主催:株式会社エイブル)において「グランプリ」を受賞しました。
白石 晃(環境科学専攻 博士前期課程 建築意匠学研究室 1回生)
「洞孔の家」
部屋で過ごすことの意味が変化した2020年において、厳しい社会情勢の中でも快適に住まうことを目指した集合住宅のインテリアデザインの提案です。根源的な住まいのかたちである洞孔から着想しています。蛇行するひだ状の壁と家具によって内部空間を緩やかに分節しつつ連続させることで、いくつかの囲まれた居場所をつくりながら、空間に柔らかな領域性を持たせ、静謐で落ち着いた籠もれる空間を提示したことが高く評価されました。

UPDATE 2021-03-24
環境デザイン学科の学生が「たかしま空き家Life Designコンペ」(主催:滋賀県高島市)において「最優秀賞」を受賞しました。
美山木匠塾
山本 有里菜 (環境デザイン学科 建築意匠学研究室 3回生)
植地 俊輔 (環境デザイン学科 ランドスケープ学研究室 3回生)
和氣 史佳 (環境デザイン学科 2回生)
吉崎 巧真 (環境デザイン学科 2回生)
大久保 朋花 (環境デザイン学科 2回生)
「つどいや」
空き家の増加が全国的な問題となっている昨今、高島市内でも多くの空き家が存在しています。そこで、高島市内に残るかつての街道、湖上の要所として栄えた町なみに存在する空き家を元に、学生ならではの視点や自由な発想を活かし、空き家の立地や周辺環境を含めた高島市での新しい生活がイメージできるリフォームデザインを作成しました。環境や地域に配慮した建物自身(ハード面)とそこで展開される活動(ソフト面)の両方を考えた提案内容が評価されました。リフォームデザインを通して市内の空き家の更なる活用を促進していきます。
http://www.city.takashima.lg.jp/www/contents/1599552529935/index.html

UPDATE 2021-03-24
環境科学専攻の院生が「宮本バー外壁デザイン実施コンペ」(主催:和酒Bar K.MIYAMOTO)において「優秀賞」を受賞しました。
梅原 拓海(環境科学専攻 博士前期課程 建築意匠学研究室 1回生)
「み」の信号
熊本にある和酒Bar K .MIYAMOTOの外壁の実施デザインコンペ。シンボルの「み」を基本とするシンプルなデザインで、日本の伝統的な伝達方法である「手旗信号」を発想の起点とし、店のロゴの印象的な赤色と直線のラインを用いて、お店の常連さんなど、「わかる人にはわかる」シンボリックな記号によるデザインを提案しています。モンドリアンを彷彿とさせる明快なデザインであり、伝統的なものを現在のデザイン手法として転用することで、懐かしくも新しい場所の誕生を予感させた点が評価されました。

UPDATE 2021-03-24
環境科学専攻の院生が「Luchta Challenge 2020」(主催:LUCHTA事務局/建築資料研究社)において「グランプリ」を受賞しました。
井上 あい(環境科学専攻 博士前期課程 建築意匠学研究室 2回生)
「ご自由にお使いください。」
現代の都市や地域の生活環境において「街を強くする一滴のデザイン」を提案してほしいという与条件に対して、日常における小さな優しさを可視化するアイデアを構想したものです。人から人に向けた優しさや、間接的な人との結びつきに着目し、たとえばイスや軒先など、その地域に住む人が、自分の私物や住空間の一部を街に提供し、可視化したステッカーの位置情報をアプリと連動させることによって、優しさのネットワークを広げていくことを意図したものです。

UPDATE 2020-05-20
新型コロナウィルスの感染防止のため,今年度の大学院生命環境科学研究科の対面での入試説明会は行いません。その代わり,HPを介して案内を提示するため,特設ページを開設しました。是非ご活用ください。
大学院生命環境科学研究科の入試特設ページ
生活環境科学科目群教員からのメッセージ(6/2までの限定公開)
UPDATE 2020-04-28
令和2年4月28日
環境デザイン学科
自学自習は進んでいますか?「自学自習の手引き」第3弾は,各教員が皆さんのこれからの学びや人生に参考となる図書をお伝えします。皆さんが「環境デザイン」を学ぶ上で有意義なものを集めています。教員としてはすべて読んでほしいものばかりです。ぜひ,この機会に一読してください。
【PDF】自宅学習の手引きvol.3(172KB)
UPDATE 2020-04-18
令和2年4月18日
環境デザイン学科教員一同
新入生向けの「自習のすすめ」は取り組んでみましたでしょうか?新しい発見もあったかと思いますし、少し物足りなさを感じた人もいるのではないかと思います。さて、今回は在学生の皆さんが対象の自習のすすめを提案します。科目に関する復習や講義では伝えきれなかったことを学んでもらうための自習課題です。ここにあげてある課題は成績評価とは無関係ですし、提出は求めませんので、たっぷりと空いた時間で落ち着いて学問に向きあってもらえればと願っています。
自学自習のすすめ_在校生用1
UPDATE 2020-04-18
令和2年4月18日
環境デザイン学科
4月16日(木), 「News」に「新入生の皆さんへお知らせ」を掲載しました。必ず確認してください。
『自学自習の手引き』第2弾をお知らせします。第1弾,2弾をとおして, 教員それぞれから「手を動かして学ぶ」ための課題と「本を読んで学ぶ」ためのオススメの1冊を提案しています。来週には第3弾として, 他にもぜひ皆さんに読んでいただきたい良書を推薦します。開講までのあいだ, 住居・建築とそれらをとりまく環境について幅広く学んでください。
【PDF】自宅学習の手引きvol.2(307KB)
UPDATE 2020-04-09
令和2年4月9日
環境デザイン学科 教員一同
本来であれば4月8日から大学での講義が開講され,期待に胸を膨らませていた大学生活が始まるはずでした。しかしながら,新型コロナウィルスの足音が聞こえ始めたため,開講が1ヶ月遅れることになりました。新しい大学生活への期待よりも不安の方が大きくなり始めているのではないかと思います。
環境デザイン学科では,そんな皆さんに対して自習勉強を提案します。これは課題ではありませんので,提出の必要はありません。したがって,皆さんの学習を評価するために使うことはありませんし,成績に反映することもしません。この自習勉強を通じて,自己と向き合い,環境デザイン学の基礎を築いて欲しいと願っています。開講後の講義の理解を直接的に助けてくれる内容や,2年後3年後あるいはもっと先になってジワリと効いてくる内容を提案しています。この1ヶ月の自習勉強だけなく,今後の学習にも活用してください。そして,分からないことがあれば,それをノートにメモし頭の片隅にしばらく置いておいてください。なぜ分からないと思ったのか,疑問の根元はどこにあるのか,そうしたことを考えるのも重要な学習です。皆さんとキャンパスでお会いした時に,あらためてその声を聞かせてください。もし,どのように取り掛かればよいのかわからない,という課題があれば,どこがわからなかったか,難しく感じたかをメモしておいてください。苦手なことや難しいと思った課題をひとまず後回しにして,面白そうだと思ったことや得意なことからはじめてもよいと思います。「手を動かす」より,まず「本を読む」ということでもよいでしょう。ただし,何がわからなかったのか, 苦手に思ったのかをきちんと受け止め,どう克服すればよいかを考えてみることは大切です。大学で通常の講義が始まるようになれば, 機会をみつけて,課題を出した教員に直接, 尋ねるのもよいでしょう。これから皆さんが立ち向かわなければならない答えのない問題も,きっとこうした学習の中の一雫から解決できるものと信じています。